介護職員の離職率が2年ぶりに改善 (2012年8月27日)
財団法人介護労働安全センターが2011年度の介護労働実態調査(昨年11月実施。全国1万7,151施設のうち7,070施設が回答)を発表し、介護職員の離職率が16.1%(前年度比1.7ポイント減)に改善したことがわかった。改善は2年ぶりで、景気低迷に伴う転職難が背景にあるとみられる。
「パートの継続希望」は7割超 (2012年8月27日)
厚生労働省が「平成23年パートタイム労働者総合実態調査」の結果を発表し、「パートで仕事を続けたい」と回答したパート労働者が71.6%だったことがわかった。一方、正社員を希望している人は20〜24歳(57.3%)が最も多く、25〜29歳(41.8%)が続いたが、年齢が高くなるにつれて割合が下がり、全体では22%にとどまっている。
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胆管がんの労災認定に関する専門検討会を設置 (2012年8月27日)
厚生労働省は、印刷会社の元従業員らが相次いで胆管がんを発症した問題に関して、労災認定の可否を判断する専門の検討会を設置する方針を明らかにした。すでに労災申請している発症者らを早期に救済するのがねらいで、同省は年度内にも認定の可否を判断する考え。
夜間バス「抜き打ち検査」強化の方針 (2012年8月20日)
国土交通省は、東北自動車道で31人が負傷したツアーバス事故を受け、全国の主要バスターミナルで実施している夜間運行バスの抜き打ち検査を強化する方針を明らかにした。検査の回数を増やし、項目に新たに「運転手の乗務時間(1日上限10時間)」を加えることで、乗客の安全確保を図るのがねらい。
厚年基金の9割が経理や内部監査に問題 (2012年8月20日)
厚生労働省は、2011年度中に厚生年金基金を対象に行った監査結果を発表し、127基金のうち113基金(約89%)において経理処理や内部監査などに問題があり、改善指導したことがわかった。同省では、今後も法令や規約を遵守しているか監視する考え。
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