70〜74歳医療費負担、特例措置を来年度より廃止 (2012年11月19日)
厚生労働省は、2013年度から70歳に到達する人に順次、2割の医療費負担を求める検討に入った。すでに70歳以上の人は1割のままとし、これまで70〜74歳医療費を1割としていた特例措置をやめる。消費増税を前に世代間の公平を求める内容だが、衆院解散・総選挙も絡み実現するかは不透明。
「共通番号制度」法案 衆院解散により廃案、先送りに (2012年11月19日)
政府は、国民1人ひとりに番号を割り振り、住所や所得などを政府や自治体がまとめて把握・管理し、社会保障の効率化を進める共通番号(マイナンバー)制度を始める目標を、2015年1月から1年延ばすことを明らかにした。衆議院の解散によって今国会に提出している同法案が時間切れで廃案になる見通しとなったため。
大企業の今冬賞与 3年ぶりに減少 (2012年11月12日)
経団連が大手企業の今冬賞与の第1回集計結果(東証1部上場・従業員500人以上の企業83社が回答)を発表し、平均妥結額が78万1,396円(前年比3.99%減)で3年ぶりに減少したことがわかった。経団連では「今後の景気動向に明るい材料は少なく、来年も厳しい妥結状況になる可能性が高い」としている。
胆管がん発症による労災申請 新たに7人 (2012年11月12日)
厚生労働省は、印刷会社の元従業員らの胆管がんが多発している問題で、労災認定の申請人数が10月9日時点の45人(うち死亡29人)から7人増え、10月31日時点で52人(うち死亡32人)になったと発表した。
協会けんぽの保険料率 2013年度は10.1%に上昇との試算 (2012年11月12日)
全国健康保険協会(協会けんぽ)は、来年度の保険料率(全国平均)が最大で10.1%となり、4年連続で引上げになるとの試算結果を発表した。2017年度には最大11.5%になる可能性があり、その場合の1人当たりの負担は今年度より年間で約2万7,000円増加する。