就職内定率が大卒・高卒ともに上昇 (2013年3月25日)
厚生労働省・文部科学省は、今春卒業予定の大学生の就職内定率(2月1日時点)が81.7%(前年同期比1.2ポイント上昇)となり、2年連続で上昇したと発表した。また、1月末時点における高校生の就職内定率も88.3%(同1.9ポイント上昇)となり、3年連続上昇となった。
大学生の就活期間は平均8.9カ月 (2013年3月25日)
今春卒業予定の大学生を対象に行われた就職活動調査(ライフネット生命保険)から、学生の平均就活期間が8.9カ月だったことがわかった。企業の採用活動が解禁された2011年12月以前に就活を始めた学生も3割に上り、経団連の方針により採用開始を遅らせたことが、学生の負担を減らすことにつながっていない実態も明らかになった。
国民負担率が微減の見通し 40.0%に (2013年3月25日)
財務省は、2013年度における「国民負担率」(所得に占める税・社会保障の負担割合)が40.0%(前年度比0.2ポイント減)となるとの見通しを発表した。負担率の内訳は、税負担が22.7%、社会保障負担が17.3%。
協会けんぽへの財政支援を2年延長 (2013年3月18日)
政府は、全国健康保険協会(協会けんぽ)への財政支援を2年間延長する健康保険法改正案を閣議決定した。この改正により、現行の保険料率(全国平均で10%)の引上げを行わなくてもよくなる見通し。
精神障害者の雇用を企業に義務付けへ (2013年3月18日)
厚生労働省の労働政策審議会(分科会)は、精神障害者の雇用を企業に義務付けることが必要であるとする意見書をまとめた。これを受けて、同省では4月中にも障害者雇用促進法の改正案を国会に提出する方針。