胆管がん発症問題 初の補償合意 (2013年9月30日)
印刷会社の従業員が相次いで「胆管がん」を発症している問題で、大阪の印刷会社が、在職中に死亡した1名の遺族に1,000万円、現従業員の患者2名に対しては、それぞれ400万円を支払うことで合意したことが明らかになった。この問題で補償の合意に至るのは初めて。
「裁量労働制」を拡大 厚労省方針 (2013年9月30日)
厚生労働省は、労働者が働く時間を柔軟に決定することができる「裁量労働制」を拡大する方針を固めた。対象となる業務を広げ、手続きも簡単にできるようにする。来年の通常国会への労働基準法改正案の提出を目指す。
高卒求人倍率が3年連続で改善 0.93倍に (2013年9月24日)
厚生労働省は、来春卒業予定の高校生の求人倍率が、今年7月末時点で0.93倍(前年同期比0.18ポイント上昇)であると発表した。全国の高校新卒者の求職者数は約18万6,222人(同3.6%減)、求人数は約17万2,297人(同18.1%増)だった。
65歳以上の人口が過去最高の3,186万人に (2013年9月24日)
総務省が敬老の日に合わせて高齢者の人口推計を発表し、65歳以上の人口が過去最高の3,186万人(前年比112万人増)となり、初めて総人口に占める割合が25.0%(同0.9ポイント増)に達したことがわかった。同省は、「『団塊の世代』が65歳に達し始めたことが要因」としている。
大手企業の今夏賞与は平均74万6,334円 (2013年9月24日)
厚生労働省が2013年の夏季賞与の妥結状況を発表し、大手企業(資本金10億円以上かつ従業員1,000人以上で労働組合のある企業378社)の今夏賞与の平均妥結額が74万6,334円(前年比2.75%増)で2年ぶりに増加したことがわかった。円安により自動車など輸出産業の業績が回復したことが増額につながったとみられる。